流水文様(りゅうすい)
流水文の流水は小川を表しています。水を意匠化した文様は古くから見られ、流水文はその中でも最も古い文様の一つです。弥生時代の銅鐸にもこの流水文が描かれています。(参考: 文化遺産オンライン「流水文銅鐸」
江戸時代には御所解き文様に流水文でつないで一つの架空風景を描いたものが見られたり、あやめ・杜若の図柄には必ず流水文と八橋が描かれています。また、夏草や秋草との組合せも良く見られる図案です。
流水文は図案の隙間を埋めるのには重宝され、大胆な構成が多いのも特徴です。
参考文献
日本・中国の文様事典 (みみずくアートシリーズ) / 和の意匠にみる文様の名の物語 / きもの文様図鑑―明治・大正・昭和に見る
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流水文様01
流水をモチーフにしてその中に楓・菊・梅を配置しました。
暮らしの中の流水文様
流水文様に関連する画像一覧です。楽天市場で「流水文」の検索結果です。